1か月ほど前のことになりますが、5月9日、Oracle v. GoogleのJavaの著作権をめぐる裁判で、連邦巡回区裁判所判決の判決が下されました。米国(CNET US Edition)はもちろん日本向けメディア(IT Media)でも判決が出てすぐに報じられていたところです。訴訟の対象となっていたのはJavaAPIで、これが著作権の保護の対象となるかといった点が争点でした*1。ざっとですが、判決を読む機会がありましたので、判決内容を以下にて若干検討してみたいと思います。なお、判決文はこちらで入手可能です。